秒速5センチメートル
新海監督最新作!というわけで。
ネタバレありますので、注意なのです。
演出とか
あの紙飛行機の飛び方はどこかで見たことがあるなぁ…*1
って、そんなところしか見てこなかったのか!とか言われそうですが、その通りです。
物語よりも映像の演出方面がものすごく楽しみだったので、紙飛行機のシーンを見た瞬間思わずにやにやでした。
鳥の飛んでいるところとか、ロケットの打ち上げとか、鉄道車両の車内とか、雪の降り方とか、『新海テクノロジーの集大成ここにあり!』という感じでした。
逆光テクノロジーももちろん健在。
雲の影、煙の影というのもポイントですね。光と影の使い方が今まで以上にパワーアップしてました。
ストーリー
細かい点は見てください。
『追いかけていた人はいつの間にか見えなくなり、自分の進むべき道も失ってしまった』
と、わたしは感じました。
『振り返ることをしなかったから、自分を追いかけてきてくれている人がいたことにも気がつかなかった』
とも感じました。
ポスターの構成ってそのまま物語のネタバレじゃないですかw
ラストのラスト、振り返った貴樹が見た先には誰もいなかった。けど、それを見て彼は前を見て進んでいく。
彼は新しい自分が進むべき道を見つけることができた、そんな気がしました。
明里に対しての想いはかなわなかった。けど、まだこれから先進むことはできる。
そう考えれば決して悲しい終わり方ではないと思うのです。
おわりに
これは、BD/HD DVDどっちで出るんだろう。
今から気になってますw